2018/01/31
文科省は2018年1月31日、2018年度国公立大2次試験の志願状況を発表した。これを報じたリセマム(2/1)によれば、最終日である1月31日午後3時現在の志願倍率について、国立(前期)は募集人員64,344人に対し、志願者数が188,727人で、志願倍率が2.9倍。国立(後期)は募集人員14,654人に対し、志願者数が129,213人で、志願倍率が8.8倍。国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員100,547人に対し、志願者数が445,142人で、志願倍率が4.4倍。前年同時点と比べ、志願者数は10,367人減少、志願倍率は0.1ポイント減少した。なお、前年度の確定志願倍率は4.7倍だった。
学部系統別の志願倍率は、「人文・社会」4.7倍、「理工」4.2倍、「農・水産」3.9倍、「医・歯」4.9倍、「薬・看護」5.2倍、「教員養成」3.7倍、「その他」5.0倍。前年度の最終志願倍率を超過している大学・学部は国立が67大学235学部、公立が50大学79学部、計117大学314学部にのぼる。前期日程では東京芸術大(美術)11.8倍、山陽小野田市立山口東京理科大(工)10.8倍などの志願倍率が高い。2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等数は、国立が36大学77学部、公立が10大学15学部、計46大学92学部であった。