2018/02/03
山陽小野田市立の山口東京理科大が、2018年度に新設する薬学部の一般入試の志願倍率が15倍を超える見通しであることが、大学への取材で分かった。これを報じた朝日新聞(2/3)によれば、近畿以西では初の公立大薬学部であることに加え、すべての国立大と併願が可能な「中期日程」を採用したことが功を奏したようだ。
新設の薬学部は薬学科1学科で、入学定員は120人。うち一般入試の募集人員は90人。大学によると、出願期間の最終日、1月31日の午後3時現在の志願者数は1357人で志願倍率は約15.1倍となる。出願書類は31日付の消印があれば有効で、志願者数はさらに増える見通しという。工学系のみの私立単科大学だったが、2016年度の公立化を機に、薬学部の新設を計画。昨年8月に文部科学相から認可を得た。