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全国大学生協連調査:1日の読書時間「0分」と回答した学生が53.1%、5割超は最多

2018/02/27

 全国大学生活協同組合連合会は、全国の大学生のうち53.1%が1日の読書時間を「0分」と回答したとする2017年の調査結果を発表した。これを報じた時事通信(2/27)によれば、5割を超えたのは、調査項目に読書時間を加えた2004年以来初めてのケース。結果を分析した浜島幸司同志社大准教授(学習支援)は、「高校までに読書習慣が身に付いていない学生が増えている影響が大きい」としている。発表されたのは「第53回学生生活実態調査」。2017年10~11月、全国の国公私立30大学から回収した1万21人の回答を集計した。

 1日の読書時間を「0分」と答えたのは、全体で前年より4.0ポイント増加し、5年間で18.6ポイント上昇。文系が48.6%、理系が54.5%、医歯薬系が62.6%だった。平均時間も前年比0.8分減の23.6分で、3年連続で減少した。読書時間を「0分」と答えた割合は、アルバイト就労中の学生が54.5%で、していない学生の49.4%を上回った。

 

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