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名古屋大:「東海国立大学機構」の設立に向け基本合意、2020年度実現へ

2019/01/25

 国立の名古屋大と岐阜大は2018年12月25日、大学運営法人の統合で合意。この情報は両大学のホームページに掲載され、「東海国立大学機構」の設立に向けて基本合意したことを公表した。全ての国立大学は、法律に基づいて設置された国立大学法人によって設置されることになっているが、今回の基本合意は、名古屋大と岐阜大を設置する2つの国立大学法人を統合して、共通する1つの国立大学法人としたうえで、この法人が名古屋大と岐阜大を設置し、それぞれの大学を経営する形式に移行するという内容。これには国立大学法人法の改正が必要であるため、2020年度の実現を目指す。

 東海国立大学機構の設立後も、名古屋大と岐阜大は引き続き、これまでの形で学部や入試なども存続するが、法人統合により、従来の大学間連携では不可能であった、それぞれの大学の特長を活かした教育面での協働、重なり合う分野の力を活かした高度な研究拠点の形成、世界水準の研究活動による知的成果の創出、そして国際通用性のある質の高い教育の展開を図り、将来有為な人材を社会に送り出していくとしている。

 (大学HP:http://www.nagoya-u.ac.jp/info/20181225.html

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