2016/02/03
文科省は2月3日、同日締め切られた国公立大入試2次試験の出願状況を発表した。午後3時現在の志願者数は前年より275人多い45万5766人で、募集人員に対する倍率は前年同時点と同じ4.5倍だった。国立の志願者は32万9508人で倍率は前年と同じ4.1倍、公立(独自日程の国際教養大と新潟県立大を除く)は12万6258人で0.2ポイント増の6.1倍。
学部別で倍率が最も高いのは、国立の前期が東京芸術大美術の11.8倍、後期が高知大教育の32.4倍。公立は前期と後期が敦賀市立看護大看護で、それぞれ12.2倍、41.2倍。中期は岡山県立大情報工の24.1倍だった。大学入試センター試験の成績で志願者を門前払いする、2段階選抜を予告していた国公立62大学161学部などのうち、実施基準となる倍率を超えたのは48大学91学部などとなった。確定志願者数は18日に発表される。