2016/09/13
高知大は2017年度から理学部を理工学部に改組する。これを報じた朝日新聞(9/13)によれば、これまでの2学科を5学科に改め、基礎と応用教育の充実や防災の取り組みに力を入れる。センター試験を使った一般入試のほか、推薦入試や社会人入試、面接やグループ討論で選考するAO入試を実施する。
理学部は理学科と応用理学科の2学科だったが、理工学部では数学物理学科、情報科学科、生物科学科、化学生命理工学科、地球環境防災学科の5学科になる。定員は240人、専任教員は学外から13人を新たに迎え、78人になる。全員が理工学の基礎を学ぶカリキュラムの一環として、地震の仕組みや高知の災害を学ぶ「防災理工学概論」を必修科目とした。まず試験が行われるのは地球環境防災学科のAO入試。理工学部唯一のAO入試で、9月27日に第1次選抜を行う。出願は20日締め切り。