NETWORK NEWS

岐阜大:推薦入試拡大し「ぎふ清流入試」、県内の教員養成を強化

2017/07/06

 岐阜大は7月5日、2019年春に入学する生徒の入試から教育学部学校教育教員養成課程の一部講座で実施している推薦入試を拡大し、県内で小中学校教員として働きたい生徒を重点的に募る「ぎふ清流入試」に変更すると発表した。これを報じた岐阜新聞(7/6)によれば、募集人数を現在の14人から42人に増やす。県内の教員養成を強化するのが狙い。

 募集条件は、県内の教育現場で就職を希望する人。対象は現在の1課程3講座から、2課程10講座に拡大する。センター試験の成績と集団面接などに加え、大学の4年間で何を、いつ、学びたいのかをまとめた「学修計画書」も提出させ、評価する。同学部は教員免許の取得を卒業要件としているが、教員になる卒業生は現在約7割で、全国の国立大の平均をやや下回っている。

 

一覧に戻る