2017/08/07
山口県山陽小野田市の山口東京理科大で8月5、6の両日、オープンキャンパスが実施された。これを報じた宇部日報(8/7)によれば、2日間の参加者は計1100人。山口県内初の薬学部が2018年度開設予定とあり、市立化で注目を集めた昨年の1.5倍に増えた。来場した高校生と保護者は、学校紹介、見学ツアー、入試の説明、模擬講義などを通じて憧れのキャンパスに理解を深めていた。
初日だけで昨年2日間(735人)に迫る596人が訪れ、予定していた説明会場を収容人数の多い大講義室へと変更。職員は追加の資料を用意する作業に追われた。同大によると、女子生徒が著しく増え、公立の薬学部に対する関心の高さを感じたという。薬学部紹介では、概要説明だけでなく、県内で活躍する薬剤師の講演、建設が進む校舎の案内、大学側と県薬剤師による相談窓口が設けられ、女子生徒を中心に高い関心を集めていた。