NETWORK NEWS

九州大:医学部が「生物」と「面接」で注目、2019年度入試の変更はどうなる?

2017/10/18

 江戸時代に、近代医学教育の原点となった「小島養生所」が長崎に設立されて以来、日本の医療をリードしてきた九州地方。医学部受験に強い高校が多いだけでなく、人口10万人あたりの医師数も多いのが特徴だ。発売中の週刊朝日ムック「医学部に入る 2018」では、九州の国立大を取材。ここでは、その一部としてAERA dot.(10/18)の情報を紹介してみよう。

 九州大医学部と熊本大医学部はセンター試験の生物が必須だったが、2018年入試で熊本大、2019年入試で九州大が化学、物理、生物から2科目選択できるようになる。一方で、全国で九州大だけ実施しないものもある。面接試験だ。2018年入試で東京大が面接を復活させることにより、面接を課さない医学部は九州大だけとなる。2017年入試から出願書類に「志望理由書」を追加した九州大だが、面接は行わないのだろうか。この質問に対して九州大から回答がなかったが、「そのうち九大も面接を実施するでしょう」というのが、高校や予備校関係者のほぼ一致した意見だとしている。

 

一覧に戻る