2019/09/20
首都大学東京の9月6日付ホームページによると、同大学は8月23日、南大沢キャンパス(東京都八王子市)にて「SDGs時代の水素エネルギー社会について考える探究学習プログラム」発表会を開催した。
SDGs(持続可能な開発目標)の実現が求められる中、今回の取り組みは、水素エネルギー社会構築推進研究センターが、再生可能エネルギーや水素エネルギーに関心がある高校生を対象に、探究学習と発表の機会を提供するために実施した。プログラムでは、水素エネルギーについての講義、東京2020大会選手村の水素ステーション見学、福島県再生可能エネルギー施設見学などを通して、各自で設定したテーマについて探究した高校生たちがその成果を発表。多くの大学生や教職員、高校の教員などの来場者を前に口頭発表をした高校生は4人。太陽光を効率よく利用するための課題や、CO2排出量をなくして水素エネルギーを利用するための課題など、それぞれが探究学習を通して得た知識や疑問について掘り下げ、考え出したアイデアなどを自分の言葉でしっかり発表していた。引き続き行われたポスター発表では8人の高校生が担当。発表後には、大学の教員や大学生から活発な質問が飛び、高校生との意見交換が繰り広げられた。
(首都大学東京HP:https://www.tmu.ac.jp/news/topics/22304.html)
※首都大学東京は、2020年4月1日に大学名称を東京都立大学に変更する予定です。